ストレンジャー・シングス Wiki
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マット・ダファー (Matt Duffer)とロス・ダファー(Ross Duffer)兄弟はアメリカ合衆国の脚本家、監督、プロデューサー。ザ・ダファー・ブラザーズ(The Duffer Brothers)としてが共同で作品に携わっている。マットとロスは双子。

生い立ち[]

ノースカロライナ州ダーラムで育ち、幼い頃から映画に夢中になる。8才のときに両親からHi8ビデオをもらうと、毎年夏に自主製作映画を作るようになった。[1]初めての作品はトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を題材にしたもので、高校生になるとホラー作品を製作するようになった。[2]

兄弟はそろってチャップマン大学のCollege of Film and Artsに進学し、幾つもの短編を製作。在学中に製作した作品のひとつ『We All Fall Down』は ダラスで開催された2005年のDeep Ellum Film Festivalで最優秀短編賞に選ばれている。.[3]

キャリア[]

大学を卒業して書いたヨハネ黙示録後の出来事を題材にしたホラー作品『Hidden』の脚本が2011年にワーナー・ブラザーズによって買われると、2012年に自身たちでメガホンを取り製作した。作品自体は2015年に公開。

『Hidden』の脚本を読んだ監督のM・ナイト・シャマランは、プロデューサーのドナルド・デ・ラインを介して自身が監督するテレビドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』の脚本への参加を願った。4作品に脚本家として携わっている。[4]

ストレンジャー・シングス[]

マットとロスは長く映画に熱意を注いできたが、『トゥルー・ディテクティブ』や『IT/イット』のようにテレビドラマももっと映画のように作れるはずだと見込み始める。[5]

『ストレンジャー・シングス』の最初のインスピレーションは、映画『プリズナーズ』から受けている。主演のヒュー・ジャックマンが行方不明の娘を探すというストーリーだが、マットとロスはモンスターが人間を食べてしまうような、もっと子供っぽくて繊細な部分のあるスートリーにしたかった。また冷戦時代に政府が行ったMKウルトラ計画にも興味を持ち、それにより作品の時代設定は1980年代になり、結果として彼らが愛したこの時代の映画へオマージュを注ぐ作品となった。[6]

オリジナルとなるパイロット版脚本『Montauk』を20ページ書きあげると、20局ほどに見せたが全て断れた。[2][5] もっと子供向けの内容にする、あるいはホッパーが主役なって異常な現象を捜査するなど設定の変更を請われたが、兄弟はそれでは作品の本質が損なわれると拒否する。[6]

2014年の後半、21 Laps Entertainmentの副社長ダン・コーエンが監督のショーン・レヴィにパイロット版脚本を見せると、レヴィはすぐに作品の可能性を感じてNetflixになげかけ、その24時間後には契約が成立した。[7]


脚注[]

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